延滞の履歴は就職や転職に影響するの?特定の職種を希望する場合には注意が必要

これまでにカードローンやクレジットカードなどの返済を滞納した記録があると、就職や転職などに悪影響を及ぼすという意見があります。
確かに借り入れの延滞などを知られてしまった場合には、相手先企業からは信頼できない人間だと判断されて不利になってしまうかもしれません。
それではこのような個人のプライバシーに関する情報については、就職の際には実際に相手企業に伝わってしまうのでしょうか。
今回はカードローンやクレジットカードなどの滞納の記録が就職や転職などに及ぼす影響について、さらに詳しく確認してみましょう。

延滞などの記録は就職や転職などに影響を及ぼすのでしょうか?

現在は一般的な企業への就職や転職などの際に、個人的な借金などについて質問されることはほとんどありません。
また裏で応募者の個人的な借金などを調査することなどもないはずです。
借金などに関する情報は金融機関が利用している信用情報機関に記録されているのですが、この情報については金融機関や本人以外の第三者には確認することができないのです。
カードローンやクレジットカードなどの延滞の記録は相手先企業には知ることができない情報になりますので、これが就職や転職などに影響することはありません
安心して就職活動や転職活動に取り組んでください。

ただし特定の職種への就職や転職を希望する場合には注意が必要です

このように一般的な企業を希望する場合には、延滞などの記録が就職や転職などに影響することはありません。
ただし特定の職種への就職や転職を希望する場合には注意が必要です。
銀行や信販会社や消費者金融などの場合には信用情報機関に登録された情報を自由に閲覧することができますので、過去の延滞などの記録が残っていればそれが伝わってしまう可能性が高くなります。
就職や転職を希望する人の採用基準などは公開されていませんが、信用情報機関に延滞などの履歴が記録されていればやはり不利になるはずです。
ただし信用情報機関に記録された情報は一定期間が経過すると抹消されますので、その後であればデータがありませんので延滞の事実が就職や転職に影響することはなくなります。
信用情報機関の情報が抹消されるまでの期間に関する詳細については、下記を参考にしてみてください。

主な要因 CIC
(消費者ローン、クレジット事業等)
KSC
(全国銀行個人信用情報センター)
JICC
(日本信用情報機構、銀行意外の金融系)
延滞 5年間 5年間 1年間
任意整理 5年間 5年間 5年間
自己破産 7年間 10年間 5年間

実際の就職活動や転職活動はどのように行えばよいのでしょうか?

これまでにカードローンなどで延滞をしたという履歴がある人の場合には、やはり金融機関以外の一般企業への就職や転職を考えることをおすすめします
金融機関以外の一般企業であれば信用情報機関に記録された情報が採用に影響することはありませんし、またよほどの大企業などでなければ身辺調査などが行われることもないでしょう。
またとりあえずは一般企業に就職をして、そこで働きながら信用情報機関に記録された情報が抹消されるのを待ってから、金融機関への転職を考えるという方法などもあります。

一般的な企業への就職や転職であれば延滞などの記録を気にする必要はありません

カードローンの利用履歴などについては、一般的な企業への就職や転職であれば影響することはありませんので、安心して就職活動や転職活動に取り組んでみてください。
また銀行や信販会社や消費者金融などへの就職や転職を希望する場合には注意が必要なのですが、実際にはカードローンなどを利用する人が金融機関への就職や転職を希望するケースは少ないですから、実質的にはほとんど気にする必要はないといえるでしょう。