イオングループの商業ブランドで利用するとお得になるクレジットカードとして、「イオンカード」の人気が高いです。種類も豊富で、持っているだけで特定の日のお買い物がお得になるなど、特典がたくさんあります。
そこで今回は主婦の見方でもある、イオンカードについて解説します。是非、この記事を読んで、日々必要な食費や日用品をお得に購入しましょう。
目次
イオンカードの基本情報
イオンカードは種類がとても豊富であり、その数はなんと、52種類もあります。
その中でも、一番スタンダードなクレジットカードでもあるイオンカードのスペックは、以下の表を参考にしてください。
カード名 | イオンカード |
---|---|
国際ブランド | 2日間~1週間 |
発行カード会社 | イオン銀行 |
年会費 | 無料 |
入会金 | 無料 |
ETCカード | 追加可能 |
家族カード | 追加可能 |
今はさまざまな機能が付いたクレジットカードは数多くありますが、イオンカードの機能はシンプルオブザベスト。
電子マネーやSuicaなどといった機能が付帯せず、クレジットカードとポイントが貯まる無駄のないカードになります。
いろいろな機能がついているのはわかるけれど、使いこなせないという方も無理なく利用できます。
そして何よりも、イオンやイオングループをよく利用する方であれば、現金で購入するよりもポイントが貯まって大変お得です。
カードで買い物すれば「ときめきポイント」が貯まる
イオンで日用品や食品を購入するときにイオンカードを利用すると、200円につき1ときめきポイントが付与されます。
ポイントの還元率としては0.5%と、クレジットカードの中でも平均的な数字です。
しかし、イオンでのお買い物で、
- いつでもポイント2倍
- ポイントタウン経由でのネットショッピングでポイント最大21倍
といった優待を受けることができます。
特にネットショッピングを楽しむ方であれば、イオンが運営するポイントアップサイトの「ポイントタウン」経由で商品を購入するのもおすすめです。
ポイントタウンを経由していつものショップで商品を購入するという一手間で、最大21倍ものポイントを受け取ることができます。
また貯まったポイントは、商品の交換やネットショッピングでも利用できるので、現金払いよりも断然お得です。
WAON POINTも貯められる!
イオングループには、現金購入でポイントを貯めることができる「WAON POINTカード」があります。
イオンカードにはWAON POINTカード機能も付帯されているため、「今日は現金で支払いたい」といった場合も、もれずにポイントを貯めることができます。
イオンには電子マネーであるWAONがあり、WAONを利用すると電子マネーWAONポイントが付与されますが、WAON POINTとは全く違うものになります。
イオンカードでは
- ときめきポイント
- WAON POINT
の2つのポイントを、支払い方法によって貯めることができます。
海外旅行の買い物にイオンカードが使える!
クレジットカードを検討している方の中には、海外旅行も視野に探しているという方もいますよね。
- 海外旅行で利用できるクレジットカードがほしい
- 海外でも利用したいけど、日常的にも使えるカードがいい
といった場合、イオンカードはおすすめです。
イオンカードは海外でも利用できます。国際ブランドも世界的にシェア率の高い、VISAやMasterCardも選択ができるので、海外利用でも問題なく決済ができるでしょう。帰国後もイオングループで活用できます。
ETC・家族カードも年会費無料で作れる!
イオンカードは、家族カードやETCカードの発行も無料でできます。
家族カードを発行すると、家族で利用して効率よくポイントを貯めることも可能です。
1枚のイオンカードで、3枚まで発行が可能であり、本会員とほぼ同じサービスを受けられるので、利便性もいいですね。
- 年会費無料
- 18歳以上高校生不可
- 3枚まで発行が可能
- 本会員と同等のサービス
- 請求は本会員の口座から一括引き落とし
また、高速道路を利用する場合に便利なETCカードの発行も、年会費無料でできます。
イオンのETCカードで特徴的なのが、「ETCゲート車両損傷お見舞金制度」が付帯されている点です。
お見舞金制度は、ETCカードを専用端末に入れているのに、万が一ETCゲートに衝突してしまった場合に、お見舞金として年1回5万を受け取ることができます。
ゲートが開かず衝突してしまうと、車両の修理費などかかるのでとても助かりますね。
イオンカードのメリット
イオンカードはポイントも貯まって、家族カードやETCカードを年会費もかからずに利用できるクレジットカードということは紹介しましたが、本当の魅力はそれだけではないのです。
イオンカードは流通系のカードなので、そのお店に特化したお得感のあるクレジットカードです。イオングループで利用するととてもお得なので、サービスについて詳しくご紹介します。
イオン系列のお店で買い物すればポイントが2倍!
イオンカードでショッピングをすると、ときめきポイントが通常200円につき1ポイント付与されるというお話を先にしました。
しかし、イオングループでイオンカードを利用してショッピングをした場合、200円につき2ポイント付与されます。早い話ポイントが2倍になるので、大変お得です。
- イオン
- ダイエー
- マックスバリュ
- イオンモール
- 未来屋書房
- イオンスタイル
- イオンスーパーセンター
- ミニストップ
- イオンシネマ
- ikka
- ウエルシア薬局
- ハックドラッグ
- スポーツオーソリティ
対象店舗をたくさん利用することによって、効率よくポイントを貯めることができるので、おすすめです。
毎月20日と30日は買い物が5%オフ!
イオンには毎月お得になる日がいくつか設けられています。
その中でも人気があるのは、お客様感謝デーです。
毎月20・30日にイオンカードで支払いをすると5%OFFで商品の購入が可能です。
- イオン
- マックスバリュ
- イオンスーパーセンター
- サンデー
- ビブレ
- ザ・ビッグ
など対象店舗であればポイントが通常の2倍で付与されます。
お客様感謝デーは、ポイントももらえて5%OFFの割引も受けることができる、大変お得な日なのです。
毎月10日は、ポイントが2倍!
毎月10日に開催される「ときめきWポイントデー」は、店舗に関係なくイオンカード利用で、200円ごとに1ポイントときめきポイントが付与されます。
もともと、イオングループの対象店舗であれば常時ポイントは2倍ですが、対象店舗外でもポイントが2倍になるのはうれしいですね。
ただし、Suicaへのチャージや公共料金の支払いといった場合は対象外となるので注意しましょう。
55歳以上なら、毎月15日の買い物が5%OFF
55歳以上の方を対象に、毎月15日に5%オフになる「G.G感謝デー」が開催されます。
ただし、通常のイオンカードではなくG.Gマークのついたイオンカードに申込むか、すでにカードを持っているのであれば、切り替える必要があります。
少々面倒に感じますが、20・30日で5%OFFになるお客様感謝デーの特典も入れると、月に3回5%OFFを受けることができ、55歳以上の方はG.Gマークの付いたイオンカードが断然お得になります。
イオンシネマの映画料金が300円引きに!
イオングループの映画館であるイオンシネマでは、通常大人1,800円(イオンシネマ弘前のみ1,500円)で映画鑑賞ができます。
イオンカードを利用して決済をすると、300円引き(弘前は200円)の優待価格で映画を楽しめるのでおすすめです。
1名のみ同伴者として同じく300円引きの優待を受けることができ、夫婦・友人・カップルと利用できるのはうれしいですね。
ただし、サービスデーなど他の割引と併用はできませんので注意しましょう。
イオンカードを持ってるだけで優遇される!
オンカードは、クレジットカードで決済をしてもお得な特典がたくさんありますが、それだけではありません。イオンカードを持っているだけで受けることができる優待特典があります。
ただカードを掲示するだけで、割引サービスを受けることができるので、ぜひチェックしてみましょう。
優待施設 | 優待内容 |
---|---|
オリックスレンタカー | 基本料金15~50%オフ |
Times Car RENTAL | 基本料金最大35%OFF |
カラオケ シダックス | ルーム料金20%OFF |
こどものための博物館 キッズプラザ大阪 | 入館料割引 |
スパリゾートハワイアンズ | 入場料金10%OFF |
志摩マリンランド | 入場料10%OFF |
那須サファリパーク | 入館料10%OFF |
東京サマーランド | 入館料割引 |
ワタミグループ | 5%OFF ときめきポイント2倍 |
カフェダイニングレンガW | 一盃サービス |
鶏バルコケコッコ | 食事代10%OFF |
コスモ石油 | ガソリ・軽油 1リットル 1~3円引き |
毎月の支払いをカードにすればポイントがどんどん貯まる
毎月必ずかかる公共料金、銀行引き落としにしている方は多いのではないでしょうか。
イオンカードであれば、公共料金のもクレジット払いにすることで、ポイントを効率よく貯めることができます。
- 電気、ガス、水道
- 携帯電話
- NHK受信料
- 新聞
- 税金(国税・固定資産税・自動車税など)
- 国民年金
- 各種保険料
ショッピング保険で万が一の商品トラブルも安心!
クレジットカードを利用するうえで、やはりトラブルは避けたいものですよね。しかし、思いがけないところでアクシデントがあるものです。
イオンカードには、クレジットでのショッピングに対しての保証が付帯されています。
- 購入日から180日以内
- 1品5,000円以上の商品
- 貴金属類や自転車などは対象外
- クレジットカード紛失・盗難専用ダイヤルへ連絡(24時間 年中無休)
- 警察とイオン銀行に紛失届を提出した日から起算し、61日前から対象
- 損害額に対しては全額補償
クレジットカードが盗まれた、紛失してしまったなどといった場合、紛失・盗難専用ダイヤルへ連絡しましょう。
万が一不正利用されたとしても、早く連絡すればするほど被害が少なくてすみます。
iPhoneユーザーにうれしいApplePayに対応!
iPhoneのスマホ決済方法であるApple Payにイオンカードは対応しています。もともと、iPhoneでのスマホ決済の選択肢としては、Apple Payのみになります。
そのためApple Payにクレジットカードを読みこめなければ、Apple Payを利用することができません。
読み込めるカードの種類が多ければ多いほど、Apple Payの利便性は高まるので、イオンカードがApple Payに登録できるのは、iPhoneユーザーにとって朗報と言えるのではないでしょうか!
ポイント還元率0.5%は決してお得というわけではない
残念ながら、0.5%のポイント還元率は決していいとはいえません。
今はクレジットカードにポイント機能がついているのは、当たり前といえるほどどのカードを見てもポイントは還元されます。中には還元率が1.0%にもなる
そのため、可能な限りイオンカードが持つ優待サービスや、ポイントアップなどを利用することが大切になります。
イオンカード(ショッピング)の返済方法
クレジットカードで決済をするときに、1回払いなのか2回なのか、それともリボ払いかなど選択をしたことがある方がほとんどだと思います。
返済回数やなどはクレジットカードによって違い、中には毎月決まった金額を返済するリボ払い専用カードもあります。
そこで、イオンカードの返済方法について詳しくご紹介します。
分割回数が指定可能!3回から手数料がかかります
イオンカードの返済方法としては、以下の5つがあります。
- 1回払い
- 分割払い(2回~60回)
- ボーナス払い(年2回 夏・冬)
- ボーナス併用払い
- リボ払い
分割を利用するためには、1万円以上の購入が必要になります。
また、2回払いまでは手数料もかかりませんが3回目からは手数料が発生するので、注意が必要です。
ボーナス払いでは、1万円以上の商品を購入した場合に、手数料無料でボーナスまで支払い時期を待ってくれます。また併用も同等で、夏と冬のボーナスにわけて支払う方法になります。
5つの返済方法の中でも、気になるのはリボ払いではないでしょうか。以下で詳しく解説します。
毎月の支払いをほぼ定額にするならリボ払い
クレジットカードの利用限度枠内いくら使っても平気な顔で、毎月の支払い額を一定に保ち、お金の管理が楽になる決済方法です。
- 手数料(実質年率15.0%)+月々2,000円からと低価格からの返済が可能
- 支払い方式は残高スライド方式
- 決済後でもリボ払いに変更できる
- 月の出費が決まっているので家計の管理がしやすい
- 支払い残高などの把握が必要
リボ払いは家計などお金の管理がしやすく、無理のない金額から始めることもできます。
しかし、今月はいくら利用しているのか、あといくら残高あるのかなど自分で把握していなければ、気がつけば使い過ぎているということもよくあります。
急にお金が必要になったらキャッシングが便利!
クレジットカードの多くは、キャッシング機能がついています。イオンカードももちろん付帯されていて、キャッシング機能をつけたい方は、申込み時に限度額などの記載をするか、
カードを取得するときに審査を受け、キャッシングが可能かどうか判断されます。
以下がイオンカードのキャッシングスペックになっています。
利用限度額 | 1,000円 ~ 300万円 |
---|---|
金利(実質年率) | 7.8%~18.0% |
遅延損害利率 | 20% |
返済方式 | 一回払い(元利一括返済方式) リボ払い(残高スライド元利均等返済方式) |
担保・保証人 | 不要 |
そこで、イオンカードのキャッシングについて詳しくご紹介します。
「キャッシング枠」がないと利用できません
クレジットカードでキャッシング機能を付けるためには、当然ながら「キャッシング枠」をつけてもらう必要があります。
そのためには、審査に受けて無事通過しなくてはいけません。
申込み内容に、希望するキャッシング金額を記入するのですが、キャッシング枠は収入の3分の1までしか借入ができないという総量規制の対象となります。
もし他に借入をしているようであれば、合計で3分の1までなので、収入の3分の1以下のよりも少ない金額を記入するようにしましょう。
もし今手元にあるイオンカードに、キャッシング機能がついているかどうかわからない場合、MyPageの「ネットキャッシングお申込み」で確認ができます。
ATMが多いので、利用しやすい
イオンカードのキャッシングの利点としては、ATMの多さでしょう。いざという時に、借入をしやすいのはうれしいですね。
支払い方法も一括もしくはリボ払いかと選択ができます。金額に応じて一括を選択することもできるので、余計な利子を支払う必要がないのは家計的にも助かりますね。
海外でキャッシングも可能!
「もうお金がない?!あと3泊もあるのにどうしよう!?」
イオンカードは旅行で海外を訪れ、現金の持ち合わせがなくなってしまった場合、キャッシング機能を利用することもできます。
ただし、支払い方法はすべてリボ払いになるので気をつけましょう。
より便利に!「イオンカード(WAON一体型)」「イオンカードセレクト」への切替えが可能!
先にお話しましたが、イオンカードはイオンのクレジットカードの中でも他の機能が付いていない、基本となるカードです。
しかし、より便利に活用していきたい場合は「イオンカードセレクト」や「イオンカード(WAON一体型)」などにに申込みや切り替えが可能です。
イオンカードセレクト
イオンカードの中でも、1枚で3役もこなすクレジットカードとしてイオンカードセレクトがあります。
イオンカードに追加された主な機能として、以下の4つがあります。
イオンカードの52種類全部がそれぞれ個性をもっていますが、共通しているのはイオングループをよく利用する方におすすめという点です。
また、イオンカードの特典がシンプルで難しくはないので、クレジットカード自体が初心者という方にもおすすめです。
- 電子マネーのWAONが付帯
- イオン銀行のキャッシュカード機能が付帯
- ATM手数料が無料
- WAONへのオートチャージ機能
イオン銀行と電子マネーWAONを利用したい(している)という方におすすめの1枚です。
イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)は、イオンカードに人気の電子マネーであるWAON機能が付いた、シンプルなクレジットカードとして人気があります。
- 電子マネーのWAONが付帯されている
- G.G感謝デーが利用できる
イオン銀行は利用しないけれど、WAONは使っていきたいという方におすすめです。
イオンカードセレクトとイオンカード(WAON一体型)は、WAONが付帯されたことを除き、カードフェイスがミッキーマウスのものと、通常のブルーかどう選択することができます。
また、イオンカードは1人で数枚のイオンカードを持つことはできません。もし、イオンカードを持っていて、イオンカードセレクトなどが欲しい場合は、今持っているクレジットカードは継続せず、新しいカードに切り替えて利用することになります。
普段からイオンを利用しているユーザーにオススメ
イオンカードの52種類全部がそれぞれ個性をもっていますが、共通しているのはイオングループをよく利用する方におすすめという点です。
また、イオンカードの特典がシンプルで難しくはないので、クレジットカード自体が初心者という方にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、イオンカードの特徴やおすすめポイントなどについてご紹介しました。
- イオンカードはシンプルで無駄な機能がついていない
- 海外での利用も可能
- 現金お買い物をするよりも、ポイントの付与などお得になる
「イオンをよく利用するけど、もっとお得な方法はないかしら?」
「イオンカードを検討しているけど、これでいいかわからない」
などといった疑問を持っている方は、ぜひこの記事を読んでよりお得にイオングループでショッピングを楽しんでくださいね。