公務員であればカードローンの審査には通りやすいのでしょうか?

急な出費などに備えるために、消費者金融などのカードローンへの申し込みを検討しているという人は多いのではないでしょうか。

 

カードローンを利用するためには審査に通過することが必要になるのですが、もしもあなたが公務員であればカードローンの審査には比較的通りやすいはずです。

カードローンの審査では収入の多少よりも収入の安定性が重視されますので、職業の安定性が高い公務員であればそれだけ高く評価されることになります。

実際、金融機関の「スコアリング」においては、公務員には一般の会社員より高い評価が与えられているようです。「年収」「勤続年数」「役職」など、貸出しを容易にする要素の中に、「公務員であること」も含まれています。

いくら大企業に勤めていてもサラリーマンであればリストラの可能性を否定することはできないのですが、公務員であれば真面目に働いていればリストラにあってしまう心配はないでしょう。

また公務員であればカードローン以外に共済組合などから借入を行うこともできます。

共済組合であれば消費者金融などよりも有利な条件で借入ができますので、是非とも検討してみてください。

公務員であれば共済組合から借入を行うことができます

 

公務員には共済組合の利用をおすすめします。

公務員の場合、加入している共済組合は「国家公務員共済組合」「地方公務員等共済組合」のいずれかと思われます。どちらの共済組合にも、同程度の貸付制度があります。

公務員ではありませんが、民間人である私立学校の教職員も「私立学校教職員共済組合」に加入しています。公務員と同様、共済組合のメリットを受けられます。

共済組合は公務員等の医療保険・年金を管轄している組織ですが、その活動で一般にも知られているのは、国家公務員共済組合連合会が全国で運営している「KKRホテル」でしょう。

共済組合を利用すれば低金利で借入を行うことができますので、消費者金融などのカードローンを利用するよりも有利だといえます。
ただし共済組合の場合には資金の利用目的があらかじめ決められている場合がありますので、実際に活用する際には注意が必要になります。

金融機関の商品と比較してみるとわかりやすいです。
銀行をはじめとする金融機関には、個人向けの多くのローン商品があります。その中には、目的に合わせた「住宅ローン」「マイカーローン」「教育ローン」などがある一方で、用途を定めないで貸し付ける「フリーローン」、それから、利用限度枠を設定してその範囲で自由に借入れができる「カードローン」があります。

共済組合には、目的ローンだけが用意されていて、使途自由の「フリーローン」「カードローン」に該当するローンが用意されていないということになります。
なお基本的には、当然のように共済組合のほうが金利が低いものです。2.66%という金利は大変魅力的です。
ただし、長引く低金利の結果、「住宅ローン」については、民間の方がずっと金利が低くなっていますので、ご注意ください。

普通貸付について

自動車の購入や旅行の費用などに利用することができるのが普通貸付です。
一般的な利用目的であれば普通貸付を利用するのがよいでしょう。

貸付事由 共済組合員がマイカーや家電等の購入資金が臨時的に必要となった時
貸付額 給料月額の6倍までの範囲内。限度額は200万円
弁済期間 120ヶ月以内
金利 年2.66%

住宅貸付について

住宅の新築・改築・増築・リフォームなどのための資金として利用することができるのが住宅貸付です。
住宅貸付を利用するためには共済組合に1年以上の加入していることが条件となります。加入期間の長短に応じて利用できる金額が決まっていて、具体的には次の表のようになります。

組合期間 月の給料×月数
1年以上6年未満 7月
6年以上11年未満 15月
11年以上16年未満 22月
16年以上20年未満 28月
20年以上25年未満 43月
25年以上30年未満 60月
30年以上 69月

貸付事由 住宅関連の臨時資金を調達する目的。
貸付額 加入期間に応じて異なります。
済期間 360ヶ月以内
金利 年2.66%

一般災害貸付について

組合員またはその被扶養者が火災や水害や震災などにより損害を受けた場合に、必要な資金の貸付を受けることができるのが一般災害貸付です。

貸付事由 震災、火災、水災その他災害によって生じた損害の補填資金が必要な時
貸付額 給料月額の6倍の範囲内。限度額200万円
弁済期間 120ヶ月以内
金利 年2.22%

その他の貸付について

 

共済組合にはその他にも利用目的別に様々な貸付が用意されています。
「医療貸付」「高額医療貸付」は、組合員またはその被扶養者が病気などで療養の費用が必要となった場合に利用することができますし、「入学貸付」「就学貸付」は子供などの進学費用として利用することができます。
また「結婚貸付」は結婚のための費用として、「出産貸付」は出産のための費用として、「葬祭貸付」は葬祭のための費用としてそれぞれ利用することができます。
それぞれの理由によりお金が必要な場合などには積極的に活用してみてください。
ただしこれらの貸付については資金の利用目的があらかじめ決められていますので、目的外の使い方をすると契約違反になります。

 

共済組合からの借入を利用するためには審査が必要です

共済組合からの借入を利用するためには、銀行や消費者金融などのカードローンと同じように審査を受けてこれに通過することが必要になります。
申し込みの際には担保や保証人などは必要ありませんし、利息以外の費用はかかりません。
実際の申し込みについては各支部における担当窓口に相談してみてください。
 
 

共済組合に頼れない目的で借り入れる場合

共済組合は目的ローンしか用意していませんので、自由な使いみちのために借入れをする場合は、民間金融機関に頼らざるを得ません。

公務員であれば、銀行からの借入れがお勧めです。世間的に信用が大変高い公務員であれば、金利の高い消費者金融から借り入れるメリットはほとんどありません。
職場に在籍確認の電話が掛かってくる際は、銀行からは銀行名で掛かってきます。銀行から電話があったからといって、不審に思われる心配はないでしょう。

商品は大きく分けて2種類、「フリーローン」と「カードローン」です。
目的に合わせて支払いをするため、一度に融資を受ける場合は「フリーローン」が、限度枠の範囲内で繰り返して借入れをする場合は「カードローン」がお勧めです。
「フリーローン」のほうが金利は低めです。

公務員はスコアリングが高いため、銀行も積極的に貸し出しをしてくれます。具体的には、「限度額」と「金利」の点で、民間人より優遇される可能性があります。
逆に言いますと、非常に借りやすいということです。無計画に借り入れをしますと、思わぬ借金を抱える可能性があるわけです。

公務員だけでなく、誰にでもいえることですが、ローンのご利用は計画的におこなう必要があることは間違いありません。