家族名義による申し込みは違法です!カードローンには自分の名義で申し込むようにしましょう

家族名義の運転免許証でカードローンに申し込んでもすぐにバレてしまいます

既に利用限度額いっぱいまで借り入れをしている人の場合には、お金に困った場合でも新規の借り入れを行うことが難しくなります。

そのような場合に自分の名義ではなく、家族の免許証を利用して家族名義でカードローンに申し込みたいと考える人などもいるようです。

店舗窓口で申し込んだ場合には

そもそもそんな人はいないでしょうが、銀行や店舗窓口で家族名義の運転免許証を使ってカードローンに申し込んだ場合には、申込者の顔と免許証の顔写真が一致しませんのですぐにバレてしまうことになります。

最近はローン申し込みにおいて、「運転免許証」などの顔写真付き証明書を持っていない場合は、「健康保険証」以外にかならずもう1点の書類が必要になっています。健康保険証と、たとえば公共料金の領収書などもう1点を持っていけば、健康保険証の年齢と性別が一致しているならなんとかなりそうです。

ですが、他人の書類を使って申し込みをする時点で、少なくとも詐欺未遂です。証明書と違う人が申し込むことを知っていれば、銀行や金融機関は貸出しをしません。その判断を誤らせて、不当に金銭を得たことになるからです。きちんと返す意思があっても変わりません。

無人契約機で申し込んだ場合には

無人契約機で家族名義の運転免許証を使ってカードローンに申し込んだ場合にはどうでしょうか。

無人の自動契約機は、消費者金融でおなじみですが、最近は三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行でも導入しています。即時にカードが受け取れ、便利です。無人契約機の場合には人がいませんし機械が相手ですからバレないような気がするのですが、実際にはカメラを通してスタッフが確認をしています。

店舗窓口と同様に、申込者の顔と免許証の顔写真が一致しないためすぐにバレてしまうのです。

インターネットで申し込んだ場合には

近年ではインターネットの普及により、インターネットから申し込むことができるカードローンが増加しています。

Web経由での申し込みはすっかり普通のものとなりました。Webから申し込めないカードローンのほうが珍しい状況となっています。自動契約機にカードを受取りに行く際も、事前のWeb経由での申し込みが推奨されており、これは金融機関にもメリットが高いといえます。

カードローンに限らず、フリーローンなどでもWeb経由で申し込めるものが増えました。

それではインターネットで家族名義の運転免許証を使ってカードローンに申し込んだ場合にはどうなのでしょうか。

インターネット申し込みの場合は自宅などからカードローンに申し込むことができますし、また電話による在籍確認でも運転免許証の名義人になりすますことができるかもしれません。店舗窓口や無人契約機の場合には申込者の顔と免許証の顔写真が一致しないためすぐにバレてしまうのですが、インターネット申し込みであれば審査に通ってしまう可能性があるのです。

そのため最近はインターネットを利用して、家族の名義でカードローンに申し込む人が増えているようです。

ですが、家族の運転免許証を利用して申し込むと詐欺罪に該当する可能性があります。

カードローンには自分の名義で申し込むようにしましょう

他人の運転免許証を利用してカードローンに申し込むことは犯罪です。

また利用限度額いっぱいで借り入れができないという場合には、追加の借り入れを行うことよりもまずは少しでも返済することを考えてみてください

無理な借り入れを続けても自分の首を絞めるだけになってしまいます。またどうしても返済が難しいという場合には、自己破産などの法的手段も検討しましょう。

合法的な方法は?

名義借りはいけませんが、家族が、その家族自身の名前で借入れをする分には何の問題もありません

夫の借金のために妻が、妻の名義のカードローンを申し込むのは犯罪でも何でもありません。Webの申し込みに不慣れな妻に変わり、妻の了承のもとで、お金を必要とする夫が替わってWebの操作をしたとしましても、それだけでは「名義借り」であるとか犯罪であるなどとまではいえないでしょう。

民法762条で、夫婦の財産は共有と推定されます。夫が必要なお金なら、妻にも必要なお金です。妻が自分の名前でカードローンを申し込むのは犯罪にはなりません。逆に妻が、自分自身では金利の高いローンしか組めないので、世間で信用のある夫に、低金利のローンを借りてもらうとしても、それが「名義借り」として犯罪になるわけではありません。

夫婦間であり、さらに同意がある前提では特に大きな問題はないですが、兄弟や親戚となると、さすがにやめた方がいいでしょう。親戚のために借り入れることは、つまり「借り入れたお金を又貸しする」行為です。

又貸しした相手の親戚からお金が返ってこなければ、金融機関から借入をした人が金融機関に返さなければならないのは当たり前です。

ちなみに、他人に貸し付ける前提で金融機関からお金を借り入れること自体は、特にカードローンの規約違反ではありません。ただ、ビジネスとしてこれをやろうとしますと「事業性資金」として借入れをしたことになりますので、規約違反になります

いずれにしても、他人の信用を利用して借入れをする時点で、焦げ付く可能性がもともと高いわけです。そこに貸し出しをしてあげるとなると、返ってこないことを覚悟しなければなりません。冷静に考えれば、避けるべきでしょう。